ポイントサイト経由でクレジットカード作成 申し込み後の流れとポイント判定までの重要確認事項
ポイントサイト経由でのクレジットカード作成 申し込み完了後の流れとポイント判定までの注意点
ポイントサイトを利用してクレジットカードを作成することは、高還元ポイントを獲得できる大変魅力的な方法です。多くの皆様は、どのカードを選ぶか、どのような条件で申し込むか、そして申し込みそのものに細心の注意を払われていることと存じます。しかし、実際に申し込みが完了した後にも、ポイントを無事獲得するために見落としてはいけない重要な確認事項や流れが存在します。
この記事では、ポイントサイト経由でクレジットカードを申し込んだ後、ポイントが確定するまでの一般的な流れと、各段階で注意すべき点を詳しく解説いたします。これにより、申し込み後の不安を解消し、確実にポイントを獲得するためのお役に立てれば幸いです。
ポイントサイト経由申し込みからポイント獲得までの一般的な流れ
ポイントサイト経由でのクレジットカード作成におけるポイント獲得プロセスは、主に以下のステップで進行します。
- ポイントサイトから広告経由での申し込み: 読者の皆様が既にご経験されているように、ポイントサイトに掲載されているクレジットカード広告からカード会社の申し込みページへ移動し、申し込みを行います。この際、広告を経由した記録(トラッキング)が非常に重要になります。
- カード会社による審査: 申し込み情報に基づき、カード会社がクレジットカードの発行可否を判断します。このプロセスはカード会社によって異なり、数日から数週間かかる場合があります。
- クレジットカードの発行・郵送: 審査に通過した場合、カード会社からクレジットカードが発行され、郵送されます。
- カードの受け取り・利用開始手続き: クレジットカードが手元に届いたら、多くの場合、所定の方法で利用開始手続きを行います。
- ポイント獲得条件の達成: ポイントサイトの案件によっては、「カード発行」だけでなく、「カード発行+利用」「特定の金額以上の利用」などの追加条件が設定されています。これらの条件を期間内に達成する必要があります。
- ポイントサイトへの「判定中」表示: カード発行や利用条件達成などの情報がカード会社からポイントサイトへ連携されると、ポイントサイト上の獲得予定ポイントリストなどに「判定中」またはそれに準ずるステータスが表示される場合があります。ただし、この表示がないサイトや案件も多くあります。
- カード会社からポイントサイトへの成果確定連絡: カード会社が、ポイント獲得条件が満たされたことを確認し、ポイントサイトへ成果確定の連絡を行います。
- ポイントの承認・付与: カード会社からの確定連絡に基づき、ポイントサイトがポイントを承認し、会員のアカウントにポイントを付与します。
このように、申し込みからポイント獲得までには複数のステップがあり、それぞれに確認すべき点が存在します。
申し込み完了後の注意点と確認事項
1. 申し込み直後のトラッキング確認と情報の保存
ポイント獲得の最初の、そして最も重要なステップは、ポイントサイト経由で申し込んだというトラッキングが正確に行われることです。
- ポイントサイト側の確認: 申し込み完了直後、利用したポイントサイトの「ポイント獲得予定リスト」や「通帳」といったページを確認してみてください。案件によっては、申し込み後比較的すぐに「判定中」や「受付」といった仮の状態が表示されることがあります。この表示があれば、少なくともポイントサイト側では申し込みがあったことを認識している可能性が高いです。ただし、全ての案件、全てのポイントサイトでこの表示があるわけではありません。表示がない場合でも、必ずしも失敗とは限りません。
- 申し込み完了画面/メールの保存: カード会社の申し込み完了画面に表示される受付番号や問い合わせ番号、また申し込み後に送られてくる確認メールは、必ずスクリーンショットを撮るか保存しておいてください。万が一、後日ポイントに関する問題が発生した場合に、申し込んだ事実を証明する重要な証拠となります。
2. 審査期間中の留意事項
カード会社の審査中は、基本的には結果を待つことになります。
- カード会社への問い合わせ: 審査状況について頻繁にカード会社へ問い合わせることは、審査に悪影響を与える可能性が指摘されています。特別な理由がない限り、審査結果の通知を待つのが賢明です。
- 他のクレジットカードへの申し込み: 審査期間中はもちろんのこと、一般的に短期間に複数のクレジットカードに申し込むこと(多重申し込み)は避けるべきです。これは信用情報機関に記録され、審査落ちの原因となる可能性が非常に高くなります。目安としては、前回の申し込みから半年程度は間を空けることが推奨されます。ポイントサイト案件を連続してこなしたい場合でも、必ずこの点を考慮して計画的に進める必要があります。
3. カード発行後のポイント獲得条件の確認と達成
クレジットカードが無事発行され、手元に届いた後が、ポイント獲得のための「実行フェーズ」です。
- ポイント獲得条件の再確認: ポイントサイトの案件ページに戻り、改めてポイント獲得条件と却下条件を正確に確認してください。「カード発行」が条件であればカードが届けば基本的に条件達成ですが、「〇円以上の利用」や「〇〇の登録」といった追加条件が付いている場合が大多数です。
- 利用金額条件: 「カード発行後〇ヶ月以内に合計〇円(税込/税抜)以上のショッピング利用」といった条件が一般的です。
- 対象となる利用: 何が利用金額に含まれるのか(Suicaチャージ、電子マネーチャージ、特定の支払いなど)、何が含まれないのか(キャッシング、年会費、リボ手数料、Edyチャージなど)をカード会社の規約やポイントサイトの注意書きで必ず確認してください。
- 期間: 「カード発行月を含む〇ヶ月以内」や「カード入会日を含む〇日以内」など、期間の起算点と終了点が厳密に定められています。カレンダーやスマートフォンのリマインダー機能などを活用して、期間を正確に把握し、忘れずに条件を達成してください。
- 金額: 条件金額を達成する際は、余裕を持った金額を利用することをおすすめします。カード会社からの利用明細に計上されるタイミングによっては、期間ギリギリの利用が反映されないリスクもゼロではありません。
- その他の条件: 電気・ガス・携帯電話料金の支払い設定、家族カードの発行、キャッシング枠の設定などが条件となる場合もあります。これらの条件も漏れなく確認し、確実に実行してください。
- キャッシング枠: クレジットカード申し込み時にキャッシング枠を希望することがポイント獲得条件になっている場合もありますが、一般的にはキャッシング枠を設定しない方が審査に通りやすい傾向があると言われています。不要であれば、条件になっていない限りは0円で申し込むのが無難です。
4. ポイント判定中の状況確認
条件達成後、ポイントサイト上での表示が「判定中」に進むことがあります(前述の通り表示されない場合もあります)。
- 判定期間の目安: ポイントサイトの案件詳細ページには、「ポイント判定までの目安期間」が記載されていることがよくあります。この期間はあくまで目安であり、前後することは珍しくありませんが、大幅に遅れている場合は問い合わせを検討する一つの基準となります。
- 問い合わせのタイミング: 判定期間を大幅に過ぎてもポイントが付与されない、または「判定中」の表示もない場合に、初めてポイントサイトへ調査を依頼することを検討します。ただし、ポイントサイト側の調査には時間を要することが多く、また必ずしもポイント付与が保証されるわけではありません。
失敗しないためのチェックリスト
申し込み完了からポイント獲得まで、スムーズに進めるためのチェックリストです。
- ポイントサイト経由で正しく遷移したか確認
- 申し込み完了画面や完了メールを保存したか
- ポイントサイトの「獲得予定リスト」等を確認したか(表示があれば)
- 審査期間中、他のカードへの多重申し込みを避けているか
- カード発行後、ポイント獲得条件(利用金額、期間、その他条件)を正確に再確認したか
- 利用金額条件がある場合、対象となる支払い方法か確認したか
- 利用金額条件がある場合、期間内に余裕を持って達成したか
- その他の条件(公共料金設定など)がある場合、実行したか
- ポイントサイトの判定期間目安を把握したか
- ポイントが付与されたか、ポイントサイトの通帳等を確認したか
- 獲得したポイントの有効期限を確認したか
まとめ
ポイントサイト経由でのクレジットカード作成は、多くのポイントを獲得できる賢い方法ですが、申し込みが完了しただけで全てが終わるわけではありません。特に、申し込み後のトラッキング確認、カード発行後の利用条件の達成、そしてポイントサイト上での判定状況の確認といった各ステップで注意を払い、計画的に進めることが、ポイントを確実に手に入れるためには不可欠です。
この記事でご紹介した流れと注意点、チェックリストを参考に、安心してクレジットカード作成案件に取り組んでいただき、お得なポイント獲得を実現していただければ幸いです。